三陸国際ガストロノミー会議2020 三陸と世界をつなぐ『食』のキャラバン 取材レポート <No.4>

人気シェフとともに、三陸の美食を生み出す生産者の元を訪れました!

  • 住田町
  • 陸前高田市

こんにちは。三陸DMO@イーティです。

三陸と世界をつなぐ『食』のキャラバン取材レポートの第四弾です。どうぞご覧ください。

※不定期に掲載します

参考:三陸国際ガストロノミー会議2020 三陸と世界をつなぐ『食』のキャラバン 取材レポート <No.1> はこちらです↓↓

https://sanriku-travel.jp/fun/area_report/p3565

 

<No.2>はこちら↓↓

https://sanriku-travel.jp/fun/area_report/p3581

  

<No.3>はこちら↓↓

https://sanriku-travel.jp/fun/area_report/p3619

<三陸と世界をつなぐ『食』のキャラバン>

  

⑪けせんのだいどころkerasse (住田町世田米)

【訪問先参加者:オーナーシェフ 菊地陽介様 、春菊農家 水野孝洋様 ほか】

kerasseでは、オーナーシェフの菊地さんと春菊農家の水野さんから、お料理や素材についてのお話を伺いました。当日提供したメニューは、ありすポークのローストビーフ、さつまいも・春菊・かぼちゃの天ぷら、麹南蛮につけて焼いた清流鶏、かぶと白菜の漬物、鶏ハラミ、サラダ春菊の付け合わせ、住田町ひとめぼれ御飯、味噌汁といった、住田町の特産品満載の豪華なランチでした。参加者からは、春菊が苦手だったがこれは美味しかった、との声が。今回は天ぷらで頂きましたが、春菊の苦みやくさみが全くなくて、生野菜でも美味しく頂けそうだな~と思いました。

参加シェフからは、食・農・観光が連携して、作る、と、与える、が両方必要で、シェフの立場としては生産者との一体感をお客様に伝えていかないといけない、とのお話を頂きました。

⑫佐々木商店(陸前高田市米崎町)【訪問先参加者:佐々木学 様 ほか】

佐々木さんからは、牡蠣養殖にかける思いを伺いました。

牡蠣の取引をするなかで、お客様の声を料理人から生産者に届けてもらったりすると、モチベーションが上がるそうです。あわせて、自分たちが努力をしているところを見てもらう、スポットライトを当ててもらうと、もっとこの産業は発展する、とも仰られていました。自分たちの仕事のやりがい、について、佐々木さんは自身や仲間のことを客観的に、冷静に分析していらっしゃるな~と感心しました。

佐々木さんが所属する広田湾遊漁船組合が行う、海中熟成酒作り体験。大人気の体験アクティビティですが、他の産地でやらないことをやって、ブランド価値を上げている、と言います。お酒、牡蠣と分野は違うけれども、それぞれから興味を持ってもらえれば相乗効果につながるので、良いと考えています、とのこと。

点と点を結び付けて、新しい価値を生み出していく—。地域が元気になる、盛り上がるためには、派手なことをやって一過性で終わるものではなく、こういったことを地道に続けていくことだ、ということを教えてくれました。

⑬三陸ジンジャー(陸前高田市米崎町) 【訪問先参加者:菊地康智 様】

当初の予定にはありませんでしたが、伊藤シェフの声掛けで、急きょ三陸の生姜(しょうが)生産者・菊地さんの自宅の畑に伺うことになりました。
  
菊池さんは2014年に脱サラし、新規に就農した方です。生姜を作ることを決めたその理由として、陸前高田は春に早く気温が上がり、霜が降りるのも遅いといった温暖な気候を生かした作物を作りたかったから、とのこと。又生姜はジンジャエールのほか、パウダーにしてケーキに入れることもできるし 、食べると体が温まるので、体に良く汎用性も高い生産物だ、ということも大きな魅力となったようです 。
  
岩手に住んでいると、第一次産業の仕事が身近に感じられ、魅力的に見えるのはなぜでしょうww厳しい自然と格闘しながら、時に勝ったり負けたり、ひどい目にあったとしても、それに負けじと生産者さんの美味しいもの、良きものを生み出す執念というか、そういうところに惹かれるんでしょうか・・(´・ω・`)
⑭八木澤商店 (陸前高田市気仙町、高田町) 【訪問先参加者:代表取締役社長 河野通洋 様】
 
最後の訪問先は、発酵食品を扱う複合施設「CAMOCYカモシー」(※10月時点で建設中・12月17日オープン)。八木澤商店代表取締役の河野さんに、施設の概要等をレクチャー頂きました。建設する地域「今泉地区」は地名の由来が「いましろみず」といい、透明で綺麗な水が湧いていた場所であったことからその地名がつきました。昔からそこの水を使い、酒・味噌・醤油といった発酵食品が作られていた場所で、米を炊いたり大豆を煎る匂いが立ちこめていたそう。
 
震災後に元のメンバーが集結し、以前あったものに近い場所を作りたいという思いで、「CAMOCY」を立ち上げることに。2020年12月17日にオープン予定で、テナント はパンやチョコレート、クラフトビール 他、発酵をテーマとした7店舗が入ります。
 
 
今陸前高田市全体で 、発酵食品や新しい農業を中心とした街づくりを進めようとしている、とのことです。八木澤さんいわく、発酵食品を食べることで腸内環境を良くし、病気にならないからだづくりをするための拠点としたい、と仰られていました。う~ん、これは永遠にぶれることのない施設運営のコンセプトだろうなあ(^^)/素敵です。。
施設の前でのレクチャーが終了すると 、アバッセ高田内にある「やぎさわカフェ」に移動しまして、八木澤商店製造の味噌を使ったソーセージサンドの試食を頂きました。ソーセージはほんのり味噌の風味があり、 美味しかったです 。

 

以上、三陸と世界をつなぐ『食』のキャラバンレポートでした!!震災から約10年が経過しましたが、現在の三陸の食を取り巻く状況は漁業環境が厳しくなっている一方で、単なる施設等の再興にとどまらない新しい動き、質の高い第一次産業が生まれてきております。

もしかしたら、全国をリードするビジネスも、そのうち出てくるかもしれません。楽しみです!

お読み頂き気になった場所がありましたら、ぜひ自身で足をお運びくださいませ♪

最後までお読み頂き、ありがとうございました。

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三陸国際ガストロノミー会議2020 三陸と世界をつなぐ『食』のキャラバン 取材レポート <No.4>

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