三陸鉄道を活用した沿岸周遊促進業務トライアルツアー【南部編】 取材レポート <No.3>
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こんにちは。三陸DMO@イーティです。
2月下旬に、さんりく基金が実施した「三陸鉄道を活用した沿岸周遊促進業務トライアルツアー【南部編】」にいち参加者として同行させて頂きました♪
取材レポート第一~二弾に引き続き、第三弾です!
◇参考◇ 第一弾 https://sanriku-travel.jp/fun/area_report/p4029/
第二弾 https://sanriku-travel.jp/fun/area_report/p4077/
<三陸鉄道を活用した沿岸周遊促進業務トライアルツアー【南部編】>
④三陸鉄道(恋し浜駅~釜石駅 ) ガイド付きトンネル映像投影体験
【現地ガイド対応者: 釜石ガイド会 藤井 様】
震災前から車内ガイドとして活躍していらっしゃった、釜石観光ガイド会の藤井さんのガイドと、トンネル内での紙芝居上映を組み合わせて、新たな車内での過ごし方を提案しました。釜石局の佐々木観光CDが映像上映を担当しました。
紙芝居の案、および絵については藤井さんが担当。釜石出身の偉人「柴琢治(しばたくじ)」をテーマにした内容でした。この人は、医師から唐丹村村長になられた方で、村有林の立木を売却して復興費用にあてたりするなど釜石発展の礎を築いた方のようです。(※国有林盗伐の罪の疑いもあったようですが、よこしまな理由ではなかったので最後は無罪を勝ち取ったようです~ いや~良かったですね^^)
まさか、三鉄に乗って地域の偉人の話が聞けるとは思ってませんでした・・・なんか新鮮な感じです。
藤井さんは、この紙芝居と震災前後の釜石の様子等も含めて全体のガイドを組み立てており、時折素敵な歌声も聞かせてくださいました。
ありがとうございました!
☆この体験のお問い合わせは、下記までどうぞ↓↓
⑤釜石大観音 拝観と釜石湾を望む施設fudarakuでのプレミアムランチ (釜石市大平町)
【現地ガイド対応者:釜石大観音 部長代理 佐々木様、すなどり舎 斎藤様】
釜石湾が眼前に広がる釜石大観音の休憩施設「fudaraku」にてランチです。お弁当の内容は、たこ飯、真鱈、ソイなどの地元産の魚を活用した豪華さ(具材がキラキラしていました!!)。
元釜援隊で、すなどり舎の斎藤さんに、食材提供等をご尽力頂きました。調理法も、刺身・揚げ物・煮物等工夫がされており、魚だらけなのに飽きずに食べられました。このお弁当の製造は、釜石の料亭「みや川」さんに依頼させていただいた、とのこと。ごちそうさまでした。
ランチ後は、佐々木さんに敷地内・館内をご案内頂きました。仏像の宝石箱や~ ! ・・・と叫びたくなるくらいの色んな種類の仏様が飾られていました。岩手にいながらにして、プチ仏閣巡り気分を味わえますよ♪
☆釜石大観音 http://kamaishi-daikannon.com/
☆すなどり舎 https://sunadori.net/
⑥おしゃっち おばちゃんクラブによる大漁旗マスクとデコ鮭づくり体験 (上閉伊郡大槌町末広町)
【現地ガイド対応者: おおつちおばちゃんくらぶ 代表 川原畑(かわらばた)氏 】
川原畑さんにご説明いただいたあと、大漁旗マスクとデコ鮭といった、2種類の手工芸品制作に取り掛かりました。
大漁旗マスクはゴム紐、マスクチャーム取り付けで完成という簡易なものです。
デコ鮭はボタンやリボンなど、様々なものを組み合わせて各自好きなようにデザインし、完成させました。完成後はカードに、製作者の氏名、思い、希望販売額を記入し、おばちゃんくらぶに寄贈という流れになりました。
売り上げは、団体の活動費に充てられるとのことで、ちょっとは復興支援になっているのかな、、と思うとうれしいですよね。
ほかに、大漁旗や富士山を描いた手作りバッグも販売してまして、インバウンドの方にウケておりました(中国出身の参加者さんが感激して購入してました)。日本を感じる絵柄が、海外の方のハートをつかんだようです。
☆おおつち おばちゃんくらぶ
https://obachanclub.jimdofree.com/
次回も、大槌町でのアクティビティをご紹介します♪ (つづく)
お問い合わせ
三陸鉄道を活用した沿岸周遊促進業務トライアルツアー【南部編】 取材レポート <No.3>
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