釜石湾漁船モニタークルーズ 取材フォトレポート
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こんにちは。三陸DMO@イーティです。
4月下旬に釜石DMCのK氏からお声かけをもらい、「釜石湾漁船クルーズ」のモニターツアーに参加させていただきました。
観光船「はまゆり」が東日本大震災津波で被災し、運航できなくなってから、10年が経過しました。
今もいろいろな問題が重なっており、復活は厳しい状況に置かれています。
ならば、と。サスティナブルツーリズムを掲げる釜石市および(株)かまいしDMCが、地元漁師の漁船を使いお客様に巡って楽しんでいただく「釜石湾漁船クルーズ」として、新しい体験アクティビティを立ち上げることとなりました。
今回のお声かけは、メディアの皆様を招請してのお披露目会、とのことで、マスコミ関係の方がたくさんいらっしゃってました。
自分にとって初めて、釜石湾を漁師さんの船で回ってみる体験となりました~どんなアクティビティが体験できるのかな?
ではフォトレポート、スタートです♪
・魚河岸テラス「HAMAYUI」でランチ
まずは、ホタテのウニクリームリゾット(※日替わりメニュー)で、腹ごしらえです♪腹が減っては漁船に乗れませんから・・。
ウニとホタテがいっぺんに楽しめるなんて・・贅沢。
・いよいよ乗船!
お腹もいっぱいになり、眠気との戦いにもがきながらも、いよいよ乗船です。マスコミの皆さんの熱がすごい・・。
・海上へ漕ぎ出します。
釜石湾という、未知の世界へGO~♪
・釜石ガントリークレーン
このクレーンは2017年9月から供用開始になっています。震災復興のため、大阪府から大船渡土木センターに派遣されていた応援職員の方の尽力により、大阪府から無償提供されたものです。
このクレーンが稼働することで物流の取扱量が飛躍的に増加したうえ、魚河岸テラスのにぎわい効果もあり、全国の港湾の中から話題づくりや物流で地域の活性化に最も貢献した港に贈る「ポート・オブ・ザ・イヤー2019」にも選出されました。
・岩手県と大阪府の友好の証が、ここに!
ありがとう、大阪!コロナ早く収まって~!
再び仲良くさせてください!!
・真正面から拝す釜石大観音
観音様が抱えている魚は、何だと思いますか?
じつは、ブリです。昔、岩手県はブリの漁獲量が多かったそうです。大観音を作られた当時の地元の方々は、大漁を表現するシンボルとして、ブリをこのように「崇拝するべきもの・大事に扱うもの」という形で残しておきたかったのかもしれません。
・ えびす様
我が身に幸運が舞い降りてくることを願いたいけど、ちょっと遠い・・・。
・慰霊碑
ここは、日本海軍第四十八号駆潜艇が艦載機グラマンの集中攻撃を受け沈んだ場所です。震災後にこの孤島のてっぺんに慰霊碑が建てられたそうです~なんでここに??と思いますよね。。ここも、遠くて拝みにいけない・・・。
・鎧島
隆起した岩や、波でえぐられた岩などが立ち並ぶエリアです。ごつごつした地層が、この場所がいかに厳しい環境であるかを物語っています。三陸沿岸部ではこのような地層を良くみかけますね、広範囲で三陸ジオパークとして展開されています。
・青出浜
船でしか上陸できない浜です。青出浜には尾崎神社があり、日本武尊(ヤマトタケルノミコト)と源頼基が祭神として祀られています。なおクマの出没エリアでもあるので、クマの冬眠時期以外の期間に人が立ち入ることは禁止されています。
船で、なおかつ冬だけしか上陸できない島って、行きたい人います??
・漁師さんのガイド
朴訥で、しゃべり慣れていない漁師さんですが(※なんてったって、この事業始まったばかりですから・・)、頑張って伝えようとしてくれています。こちらからも、いろいろ聞いてみると良いですよ。気さくに話してくれます。
・世界最大水深の湾口防波堤
刀祢(たちがね)島から延びる2010年に、世界最大水深の防潮堤として、ギネスブック世界記録として認定されました。
その場所に行っても水深状況が目で見えるわけではないので、世界最大水深、という実感が沸かないんですよね。。誰か潜ってみていただいて、どんなに深いのか中継してほしいですねw
・最後に記念撮影です♪
海上は気持ちがいいですね。
・締めは、魚河岸テラス「魚河岸ジェラート部」
これを食べないと帰れない・・。腹が減っては車を運転できません(←結局いろいろかこつけて食べたいだけw)。
スウィート・ファーディー(380円)を注文!ミルクジェラートに、オーストラリア産マカダミアナッツを散りばめ、甲子柿のフルーツソースをたっぷりかけて、至福のジェラート時間を堪能しました。
ということで、魚河岸テラスの漁船クルーズに乗船&施設内で美味しいものを頂いて、釜石の新たな魅力に触れた取材でした。
様々なスポットに突っ込みを入れながら、楽しむことができました( ´艸`)!
景色の良さと突っ込みどころ満載なクルーズで、笑顔になれること間違いなしw
皆さんもぜひ、訪れてみてくださいね♪
お問い合わせ
釜石湾漁船モニタークルーズ 取材フォトレポート
- 魚河岸テラス
- 電話番号:0193-27-5566
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