令和元年度盛岡第三高等学校第一学年 総合探究授業同行レポート★釜石市鵜住居コース
- 釜石市
- 震災学習
- 三陸観光プランナー
<プログラム提供者>
(一社)三陸ひとつなぎ自然学校 伊藤さん、
同上 三陸観光プランナー 柏崎さん
(ほかスペシャルサンクス:いのちをつなぐ未来館館長 村上さん、(株)かまいしDMC 佐々さん)
<実施内容・・・・・震災語り部といのちを繋ぐ取り組み>
○いのちをつなぐ未来館見学、避難道追体験
○祈りのパーク整備ボランティア
《いのちをつなぐ未来館見学》
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三陸鉄道鵜住居駅ほど近くにある、東日本大震災津波伝承施設「いのちをつなぐ未来館」を見学するところから、今回の学びはスタートしました。この「いのちをつなぐ未来館」は、本年3月にオープンした後、半年で来場者が10万人を突破し、生きた防災・減災が学べる施設として、多くの方に訪れて頂いている場所です。伊藤さんは、自身の震災時の経験を交えながら、未来館の展示内容について学生に説明をされておりました。
特に避難3原則、「想定にとらわれるな・最善を尽くせ・率先避難者たれ」については、私も何度も教えて頂きましたが、今回もやはり胸にズシリくるものがありました。熱心に質問する学生もいて、本当に色んな大事なことが学べる場所である、と改めて思いました。
《避難道追体験》
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避難道の追体験では、実際に震災時に避難した坂道を(短い距離ではありましたが)、全力で走って体験してみよう!というメニューで、皆頑張って走り切りました。
少しの距離でもゼイハー言ってしまった自分が情けない・・(走るのが得意ではないのです)、とは感じたものの、災害から自分自身で身を守るとはまさにこのこと!と痛感。。かけっこは、大人は子供のフットワークの軽さにはかないません。震災時にも大人は腰が重く、普段から学校で防災教育を受けていた意識の高い子供に引っ張ってもらい、高台に避難できたと伺いました。
《祈りのパーク整備ボランティア》
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ボランティア活動に入る前に昼食会場にて15分位、伊藤さんから日頃の活動についてご紹介頂きました。地域に根差し地域内外のひとを「つなぐ」活動のほか、子どもに地域に誇りを持ってもらう活動に尽力していることなどを、スライドを通しお話し頂きました。ある市内の女子高生は、ラグビーW杯開催時に市内外から訪れる観光客の皆様に、災害への備えを伝えたいという思いの詰まった震災伝承うちわを作成しプレゼントしている、とのエピソードもお話し頂き、同世代が行っている地域活動について、内陸の高校生はどのような視点で受け止めたのだろうかと、興味深く思いました。
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その後3チームに分かれ、祈りのパークの雑草を刈り取る作業を行いました。館長さんは、刈っても刈っても生えてくる草にいつも時間を取られているそうで、今回の学生のヘルプは、助かったのではないでしょうか。
学生の皆さんは、嫌な顔をせず、和気あいあいとやってくださいました。
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<2名の男子学生が代表で、今回お世話になった釜石の受け入れ先のみなさまへ、エールを贈っていただきました>
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<ラグビーボールと三鉄が1枚の画に収まるというナイスタイミングな記念写真>
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<最後、少し時間があったので、鵜の郷交流館売店にてお土産を購入いただきました。ありがとうございます。>
今回の学生たちの学びは、まさにラグビーW杯期間中のおもてなし活動を頑張っている大人たちの姿が印象的だったのではないでしょうか。10月の公式試合は、残念ながら台風で中止となりましたが、釜石でのおもてなしの心、震災・防災伝承の精神は普段以上に学生たちに熱く伝わったと思います。
学生たちがどのようにまとめてくるのか、後日の発表会が楽しみです!
【レポート 三陸DMOセンター 事務局員(いわて復興応援隊) イーティ】
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