令和5年度三陸観光プランナー養成塾(第1回)開催レポート★in田野畑村

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2023年12月19日(火)、本年度の第1回養成塾を開催し、10名の方々に参加いただきました!今年度は、新型コロナウイルス感染症が5類に移行した後、初めての開催ということで、岩手三陸沿岸各地から様々な立場の方々にご参加いただき、大変盛り上がりました。

 

メインテーマは販売先(アウトプット)を意識した「体験コンテンツ」の造成。第1回は観光体験コンテンツの作り方、体験コンテンツの販売(OTA販売等)への考え方について、岩手三陸沿岸で観光体験コンテンツを販売する2団体からお話を伺った他、参加者同士でのワークショップ等も行いました。

 

養成塾(第1回)のおもな内容

体験コンテンツの造成に関する基本的な考え方(NPO法人体験村・たのはたネットワーク)

体験コンテンツの造成に関する基本的な考え方というテーマで話をしてくださったのは、NPO法人体験村・たのはたネットワーク、理事長の楠田拓郎氏。
造り上げた観光体験コンテンツは日々ブラッシュアップを行い、試行錯誤を繰り返しているというお話など、岩手三陸沿岸の地域で10数年にわたり、体験コンテンツの提供を行ってきた経験をバックボーンに様々な話をしていただきました。

その他、地域で観光コンテンツを造り上げていくためには、地域との協力関係をいかに作り上げていくかが重要とのお話があったのも印象的でした。

 

体験コンテンツの販売について(OTA販売について)(一般社団法人Nature Life)

次のお話は、一般社団法人Nature Lifeの代表、大山幸真氏のOTAでの観光体験コンテンツ販売に関わるお話をしていただきました。

話の中では、最初に話をしていただいた楠田氏と同じく、体験コンテンツを造る際は、地域関係者の協力・理解が必要との話題も出ており、ここは外せないポイントだということがわかります。

また、OTAでの販売を行っていくにあたって他者との差別化を図っていくために、自身の強みを作っていかなければいけないとの話や、地域の特性を生かしたコンテンツ作りが重要との話もでていました。

そうした話を踏まえた上で、OTA販売を通じて起こったことや、どのような流れで登録の手続きを行うかなど、実際の経験をもとに話をしていただいたので、参加者の皆さんにも参考になったのではないでしょうか。

昼食

昼食は北山崎園地にある白花シャクナゲ荘の名物「磯釜飯」!

海老、ホタテなどの海産物と一緒に炊き込んだ釜飯で、ふんわりと磯の香りがするご飯をいただきました♪

 

ワークショップ

ワークショップでは、参加者10名を3グループに分け、午前中の講師の方々の話を聞いて感じたこと、自身が今後行っていきたいと考えていることに対してどのように生かしていくか、そのための課題は何かなど、グループ内での共有を行いました。

 始めは静かに始まったこのワークショップも、時間が過ぎていくにつれ、参加者それぞれが自由闊達に自身の意見を述べ合うようになり、最後にはワークショップの予定時間いっぱいまで話が続くほどでした。

普段中々、他地域の観光に関連する方々の話を聞いたりするなどの交流が無いという参加者のいらっしゃったようで、そうした方々への良い機会となっていたようです。

 

<~集合写真~>

 

令和5年度第1回養成塾は、おもに以上の内容にて実施いたしました。ここまでお読みいただき、ありがとうございました。

今後ともよろしくお願いします。