【コラム】かいせいくん と りあすちゃん のなるほど日記
新連載スタート! 第一回:さんりくの椿(つばき)のおはなし
- 大船渡市
- 陸前高田市
- 自然
このたび当センター三陸観光ポータルサイト「さんりく旅しるべ」内において、三陸ジオパーク推進協議会のご協力をいただき、三陸地域のいろんな魅力をご紹介するコラム『かいせいくん と りあすちゃん の なるほど日記』をスタートすることになりました♪
それでは、かいせいくんとりあすちゃん~!
これからの進行よろしくね~!!
<イラスト左:かいせいくん イラスト右:りあすちゃん>
は~い。わたしたちは かいせい と りあす です。
お母さんいわく、かいせいの名前は、海成段丘からいただいたんだって。
これから、皆さんにゆる~く、ふんわり、三陸の魅力をご紹介しながら、だけど最後に「なるほど!」とうなずくお話をしていきたいとおもっていますので、お付き合いのほどよろしくお願いします~。
コラム第一回目は、「さんりくの椿(つばき)のおはなし」をするよ。
大船渡の椿って、昔から有名なんだけど・・・知ってる?
碁石海岸には大きな温室の「椿館」もあるし、ヤブツバキが市内のあちこちに自生していて「椿の里」と呼ばれているんです。
【大船渡市で配布されているPRグッズの数々】
その中でも特に有名なのが「三面椿」。
樹齢が1400年とか!
日本最古とされる椿の巨木なので岩手県の天然記念物にも指定されていて、すごく大きくてびっくりです!
椿館に行けば近くにあるのかなって勝手に思いこんでいたけど、
「三面椿」は熊野神社の境内にあるので案内の看板を見落とさないようにね。
【大船渡の三面椿:岩手県大船渡市末崎町字中森 熊野神社境内】
https://sanriku-ofunato.or.jp/kanko/p148
椿と言えば 〈椿油〉。
油をとるのって すごく大変そうですが、、、 体験とかできるのかな?
この間 特別企画で贅沢にもハーブを使った椿油の保湿クリームを手作りしました!
みんなにも、体験してもらいたいな♪
それと〈椿茶〉っていうのもあるんです。
あま茶とのブレンドがとても優しくていい感じなの。
嬉しいことに少量パッケージも売っているので、ちょっとしたお土産用にも、試飲したい自分用にも買えちゃう・・・
それってうれしいよね~。
椿って余すところがないらしく、昔から生活の役に立つ有用植物・・・なんですね!
自生しているってことは、育つのに適している環境がそこにあるってことだから、自然の恵み・・・
大地の恵みってことだよね!
【椿は塗っても食べても有効利用できる植物として、重宝されています】
なるほど~。
大船渡では市内の高校生が椿の苗を育てていたり、小学校で椿の授業とかもやっているとか。
赤ちゃんの誕生記念には椿の苗木がプレゼントされるそうです。
【世界の椿館:岩手県大船渡市末崎町字大浜280-1】
http://www.sekaino-tsubakikan.jp/
子供と同い年の木が家にあるのって、なんか良いですね。
もちろん大船渡市の花は椿です。
あ・・お隣の陸前高田市の花も椿なんですね!
椿の花言葉は、「控えめな素晴らしさ」「気取らない優美さ」「謙虚な美徳」ということで、そういう人に私たちはなりたい(宮沢賢治っぽく締めました)・・・。
では また!
※本企画は、不定期更新いたします。引き続き、お楽しみに!
【ライター】
かいせいくん と りあすちゃん
【協力】
三陸ジオパーク推進協議会