三陸鉄道を活用した沿岸周遊促進業務トライアルツアー【南部編】 取材レポート <No.1>

  • 陸前高田市
  • 施設

こんにちは。三陸DMO@イーティです。

2月上旬に、「三陸鉄道を活用した沿岸周遊促進業務トライアルツアー【北部編】」を行い、いち参加者として同行させていただいたところですが、それに引き続き、2月下旬には【南部編】を実施しました。

複数回にわけて、おもな体験コンテンツを紹介していきます♪

※不定期に掲載します

<三陸鉄道を活用した沿岸周遊促進業務トライアルツアー【南部編】>

 

① 陸前高田市 まちの縁側

【現地ガイド対応者: (一社)陸前高田観光物産協会 大林事務局次長(三陸観光プランナー)】

 

さて今回の旅は、陸前高田市観光物産協会が入居している複合施設「まちの縁側」からスタートです。

この建物は、著名な建築家の隈研吾氏による設計デザインで、気仙杉を大胆に使い、気仙大工の意匠を取り入れて建てられたもので、とても個性的な風貌をしています。インテリアはファッション・テキスタイルブランド「ミナ ペルホネン」の世界的デザイナー、皆川明氏が手掛けています。どうりで、観光案内所のデザインもオシャレです。

市内には震災後、隈研吾氏をはじめとした著名な建築家の建物が複数建てられています。観光客に建築を通じて楽しくまち巡りして頂き、できるだけ長く滞在してほしい、との趣旨のもと、陸前高田市観光物産協会では、本年1月から「建築巡りスタンプラリー」企画を始めました。

アイデアの原案はプランナー養成塾塾生で、陸前高田ほんまる株式会社のデザイナー、種坂さん。観光物産協会の大林さんがこの企画を具体化しました。知る人ぞ知る、三陸観光プランナー養成塾で、この建築巡りアイデアをトライアルしてみたのがきっかけです。実はその時も、参加者にはとても好評でした。

陸前高田というと、震災で何もかも失った土地という印象が強く、街を周遊するすべというのは、なかなか浮かばないわけですが、種坂さんは目の付け所が違いましたねw

震災学習でもなく、体験学習でもない。震災後、一流の建築家が設計デザインしたカッコいい、スタイリッシュな建物がたくさんある街になってます、どうぞ見て感じてください、そして美味しい食べ物を食べたりお土産品なども買ったりして、ゆったり街を巡ってみてください、という視点は新しい旅の価値観を見せてくれました。

 

この建築巡りスタンプラリーへの参加方法は、簡単。

まちの縁側・ほんまるの家・CAMOCY内「陸前高田マイクロブルワリー」にて、「りくぜんたかた建築めぐり」(税込:800円)を購入しましょう♪

すると、建築めぐりフォトブック、おすすめ建築マップ、気仙杉のスタンプ台紙の3点セットが配布されます。

詳しくはこちら↓↓

https://sanriku-travel.jp/know/area_info/p3752

 

あとはマップを見ながら建物を巡って、楽しくスタンプを集めましょう♪

建物を一部、ご紹介します。

◎ほんまるの家 

https://sanriku-travel.jp/visit/howtogo/p1716/

東京ガス株式会社から陸前高田市が寄贈を受けた、世界的建築家・伊藤豊雄氏設計のキッチン付レンタルスペースです。

◎陸前高田市コミュニティホール

https://www.city.rikuzentakata.iwate.jp/kurashinojoho/chiikikatsudo/community/3988.html

シンガポール赤十字社からの支援を活用し、建てられました。

丹下都市建築設計様の設計デザイン。

◎箱根山テラス

https://www.hakoneyama-terrace.jp/

箱根山の中腹に建ち、木々に囲まれながらも広田湾を臨めるロケーションの心地良さと、広々としたステップ状のテラスが印象的な宿泊・滞在施設です。

 

陸前高田の新しい旅のスタイル。なかなか面白そうですよ。

ぜひ、お試しを!

 

次は、市内でできる「三陸寿司握り体験」などをご紹介します。(つづく)

お問い合わせ

三陸鉄道を活用した沿岸周遊促進業務トライアルツアー【南部編】 取材レポート <No.1>

  • 公益財団法人さんりく基金三陸DMOセンター
  • 住所:岩手県盛岡市内丸10-1 岩手県商工労働観光部 観光・プロモーション室内
  • 電話番号:019-629-5572

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