令和元年度盛岡第三高等学校第一学年 総合探究授業同行レポート★大船渡市コース
- 大船渡市
- 震災学習
<実施内容・・・・・ 大船渡津波伝承館語り部+地域フィールドワーク>
・大船渡津波伝承館所有の津波映像視聴、津波伝承館理事大関氏が映像に合わせて解説
・演劇俳優の津波伝承館理事、横道氏による防災紙芝居「吉浜のおゆき」
・現場を訪れ、自分自身の目で確かめるフィールドワーク
《大船渡津波伝承館語り部》
初めて津波映像を見る生徒も多く、津波の恐ろしさを映像通じ体感した様子であった。また防災紙芝居では横道氏による迫力ある演技で、明治昭和と何度も津波が来襲している吉浜地区では、今回の津波で被害が出なかった理由を理解することが出来ていた。
《地域フィールドワーク 》
市内中心部、吉浜地区へ分かれ大船渡津波学習課題冊子を元に指定された場所を探し、写真撮影し、穴埋め問題を解く。
(指定ポイントでは語り部ガイドが待機しヒントを与える)
- 大船渡中心街地区(徒歩)
- 吉浜地区(バス移動)
吉浜地区 冊子を見ながら順番通りにルートを班ごとに辿る。吉浜駅スタート~日本一小さな本屋~震災祈念碑~吉浜海岸。
*初めて訪れる場所ではあるが道自体もわかりやすい為、迷う事なくルートを辿ることが出来ていた。生徒達にとっては震災の学習ではあるが、ポイントを探し当てることで興味が湧く仕組みとなっているのが良い。
まとめは大船渡防災交流センター会議室にて、実施。大船渡中心街地区、吉浜地区それぞれ廻った班ごとに回答を発表。
参加した生徒全員からの振り返り感想発表を行なった。
東日本大震災だけではなく昔から三陸地域は津波と向き合ってきた地域であること、そこから先人達は学び未来のために伝承する工夫をしていた事を知ることが出来た等の意見感想があった。
震災学習は、現場側からの一方的な伝承になりやすいものであるが、今回の仕組みは参加型で震災を学ぶ事が出来る点は、
教育旅行等にも応用出来るものと考えられる。
【レポート 公益財団法人 さんりく基金/ 三陸DMOセンター 観光プロデューサー 北田】
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