三陸防災復興プロジェクト2019 クロージングセレモニー 参加レポート☆陸前高田市
~6月にスタートした三陸防災復興プロジェクト2019 ついに閉幕です~
- 陸前高田市
こんにちは、イーティです。
8月7日(水)に、三陸防災復興プロジェクト2019 クロージングセレモニーに参加してきました。入場は無料でしたが、抽選の結果一般枠で当選しまして、、(→ありがとうございます!!)地元の三陸観光プランナーのSさんをお誘いし、参加しました。Sさん、地元イベントで多忙のところ、ありがと~!!
ライブ内容は4部構成となっており、①県立不来方高校音楽部による追悼の合唱、②プロジェクト開催報告、③未来への希望スピーチ、④県立不来方高校音楽部、坂本龍一さんと東北ユースオーケストラによるピアノ五重奏コンサート といった内容でした。
岩手の高校生、凄いな!と感心しました。
不来方高校生の美しいハーモニーに酔いしれました。普通に歌うだけではなく、表情の豊かさ、手話でも歌の世界を表現してました。歌を披露した子のなかには、生まれ育った被災地を離れ、矢巾町に下宿をして、学校に通っている子もいるそうです。つらい経験も糧にして、芸術の、音楽の力をかりて人に喜びを与えてくれる・・・そう、キミたちの歌声が復興を、未来を創り出すんだ。頑張って!!と応援したくなりました(→すっかり保護者・・)。
高田高校のT×ACTIONPROJECT(タクションプロジェクト)では、地域に住む老若男女が自分の得意分野を教えあい、みんなが先生として、交流し成長しあうといった内容を企画立案・実施した学生さん、高田高校の実習船「かもめ」が流れ着いた縁でアメリカの学生との交流がスタートし、ホストファミリーとして良い関係が築けている学生さん等々の活動報告が聞かれ、自分が高校生の時は、地域を良くする・・・とか、復興に取り組む・・・・とか、まったく考えていなかったなあ、と反省することしきり。。
東日本大震災津波を経験した子たちは、良い大人になろうという思いが溢れていて、ほんと凄いなと思いました。また、子供にとってこういう視点を提供してくれる地域の大人(SETさん、SAVETAKATAさん)の皆様の影での尽力も、大変感銘を受けました。
坂本教授のコンサートは、もうただただ素晴らしい・・・美しい・・・言葉にならない感動を頂きました。上質なクラシックコンサートに招かれているようでした。又コンサートの前に、住田の仮設住宅やりくカフェなどにもお立ち寄り頂いたエピソードも話してくださり、嬉しく思いました。ぜひ又、今度はコンサートで!いらしてくださいね。
さて三陸防災復興プロジェクトも終了しましたが、自分が参加したものはどれだったかな~、、とふりかえると、三陸ガストロノミー会議、フォトロゲイニング、めざましライブ、クロージングセレモニーあたりかな、、と回想しました。(※個人的にはライブ関連イベントに2回参加出来て、満足しました。)
一方で気になった点としては、日頃より被災地復興に尽力して下さっている方々はもっといるはずで(数年間移住して復興の仕事に頑張って頂いた方などもいますよね・・)、その人たちにどれだけ感謝の思いを伝えきれたのか??たとえばそういう方が、会期中何人岩手に来てくれたんだろうか??というところはきちんと検証してほしいところです。
今年の経験を、次に生かしていってほしいなと思いました。
なにはともあれ、関係者の皆様、お疲れ様でした!
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