震災伝承・コミュニティ施設 潮目 <大船渡市>

~ 震災の教訓を学習し、人と人とが交流する場所 ~

 震災学習展示コーナーには、旧越喜来小学校にあった非常階段(子供たち・先生方が全員無事に避難)を移設展示しているほか、当時の津波の様子をリアルタイムで撮影した写真やガレキの中から拾い集めた時計などが常時展示されています。

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 流れが違う海流がぶつかって多くの魚が集まるという潮目のように、人と人とが交流する場所になって欲しい...そんな気持ちから名付けられた『潮目』は、母屋的な「BAR・ばハウス(被災した床屋さんの仮設店舗の廃材を使用)」、「震災学習展示コーナー」、 タレントのSHELLY(シェリー)さんの支援によりできた 「ラフラブハウス(通称:シェリーハウス)」を含めた全体を示す名称です。

 ここは、「みちのく潮風トレイル」のハイカーさん達が立ち寄る場所として有名だったり、地元のおばちゃん達が気軽にお茶飲みに利用している場所だったりもします。

 「旧越喜来小学校の非常階段は、プラスの震災遺構だと思っています。甚大な被害がありながらも、震災がなかったらつながらなかった人達もいるし、そんな人達の色々な想いをつなげていければ良いなぁと思っています。」と片山さんはお話していました。

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【写真の説明】上段左から右側へ、①BAR・ばハウス外観(正面)、②みちのく潮風トレイルコーナー(玄関左手)、③BAR・ばハウス内観と④キッチン付近、⑤震災学習展示コーナー、⑥「潮目」を北側から、⑦ラフラブハウス(通称:シェリーハウス)外観と⑧内観、⑨片山さんと、取材時にちょうど立ち寄っていらした大阪からの自転車旅で北上中だという若者。(掲載許可を得ています。)

お問い合わせ

震災伝承・コミュニティ施設 潮目 <大船渡市>

  • 震災伝承施設 潮目(片山 和一良さん)
  • 住所:〒022-0101 岩手県大船渡市三陸町越喜来字肥ノ田30-10
  • 電話番号:090-8780-5509
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  • こちらの施設は、皆さんが気軽に利用可能なフリースペースです。光熱費・水道・電気などの経費は、皆さんの「お気持ち」により運営しています。掃除や後片付け、ゴミの処理は自己管理にてお願いしています。(施設内の張り紙から抜粋)

    【アクセス】三陸鉄道・三陸駅から徒歩1分

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