更新日 2022年3月2日
宮古市北上山地民俗資料館
所蔵資料の1,345点が国の重要有形民俗文化財に指定されています。
- 宮古市
- 歴史文化
- 施設
- 観光スポット
北上山地民俗資料館は1994年(平成6)に旧川井村にオープンしました。
資料収集は、旧川井村全域およそ400軒のお宅に協力いただき様々な民俗資料およそ、6,000点を収集しました。資料の学術的な価値を高める作業を進めています。豊富な資料展示と山に暮らした人々の様子がよくわかる一押しの資料館です。
第一展示室:山人の仕事と祈り
「農耕」「自然物採集」「狩猟、漁労、養蜂」「山仕事」「炭焼き」「職人の仕事」「山の神信仰」の各テーマにそって、山の仕事や信仰に関係する資料を展示しています。展示室の柱には樹木名を記した名札がつけられています。また山仕事や焼畑の様子を映像で紹介するコーナーもあります。
第二展示室:山里の暮らしと道具
「宮古街道・ウマとウシ」のコーナーでは、街道の歴史がわかる資料や畜産用具を展示しています。また、「南部曲家」という伝統的な民家の一部が再現されていて、その内部には炉端も再現され、生活用具や信仰の道具が収蔵展示されています。「製糸」「機織」「養蚕」の資料を紹介するコーナーもあります。
第三展示室:山間医療の先人たち
昭和30年代までこの地で開業していた「小川医院」の診察室を再現しています。山間地のため医師の常駐が困難だった時代に、献身的に村人の診療にあたった医師や保健師に関する資料を展示し、先人たちを紹介しています。また実験や体験ができるスペースでは、生涯学習事業「ふるさと工芸くらぶ」の作品を展示しています。
映像展示室・企画展示室
映像展示室では資料館ガイド、木の博物館ガイド、資料館の活動、技術の伝承などの映像を見る事ができます。また企画展示室ではいろいろな企画展示を見る事が出来ます。
体験メニューもあります
1.「すご編み台」でコースター作り
2.「平織り」で壁掛け作り(織りのメカニズムを知ろう)
3.「こしき」の編み方でコースター作り
4.クルミの樹皮で壁掛け作り
5.クルミやヒバの樹皮で小物入れ作り
6.「えんつこ」の底の作り方でコースター作り
7.ミニえんつこ(小物入れ作り)
予約、内容や料金については事前にお問合せ下さい
お問い合わせ
宮古市北上山地民俗資料館
- 宮古市北上山地民族資料館
- 住所:岩手県宮古市川井2-187-1
- 電話番号:0193-76-2167 / FAX番号:0193-76-2933
- 関連するWebサイトはこちら
- 開館:9時~17時
休館日:月曜日(祝日の場合はその翌日)、年末年始
入館料:一般200円(100円)、学生150円(80円)、小・中・高生入館料無料 ※( )内は10名以上の団体料金です。
掲載内容は当時のものです。情報が現在と一部異なる場合がございますのであらかじめご了承ください。