H30年度三陸観光プランナー養成塾第5回及びトライアルツアー(第10回)開催レポート★宮古市内

こんにちは、イーティです。

本年3月13-14日に標記養成塾及びトライアルツアーを開催し、三陸観光プランナー、観光関係事業者など約15人ほど参加しました。

2018年度は以上で養成塾兼トライアルツアーは終了となります。おもな内容をレポートします。

 

 〇今回の実施目的                       

第10回テーマ:日本一の生産量を誇る重茂わかめ収穫体験〜重茂漁師と日本一のわかめを朝食にそえて〜
企画者:株式会社日々旅 マネージャー 佐山 春(第二期三陸観光プランナー)

宮古市重茂半島に住む漁師は自分たちの仕事や生き方に誇りをもち日本一の仕事をしている。

子どもたちは小さな頃から海に慣れ親しみ、家族でわかめの収穫作業を行う。重茂ならではの家族の在り方や暮らしが本州最東端の小さな集落にある。海に向き合い、自然と闘いながら生活している漁師と家族の日常にスポットライトを当て、宮古に訪れた皆にその価値をわかめの収穫体験(漁師と家族)の姿を通して伝えていきたいと考え企画した。

☆養成塾内容: ビアツーリズムを通じた地域連携について (BEER EXPERIENCE 浅井 隆平氏 担当) 

 

〇おもな所感(イーティ的):
・宮古街歩きガイド

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・宮古駅集合の後、一旦ゲストハウス3710に立ち寄り、佐山氏からパワーポイント資料にて昭和30年代の市内商店街が活気づいている様子ならびに、今回街歩きガイドとして参加する地元商店街店主3名をご紹介頂きました。その後、2グループに分かれて街歩きをスタートしました。今回当職が参加したルートは以下のとおりです。《①セキシロ刃物店~②手作り工房糸ぐるま(手作り雑貨)~③SAKUSAKU(雑貨)~④高田魚店~⑤グリーンハウス(雑居ビル)~⑥スポーツオールス》

・ゲストハウス3710へインターン中の学生が制作した、宮古市街歩きMAPも参加者に配布されました。全編手書きのイラストで構成されており、店主様の似顔絵もついていて、コミュニケーションがしやすい工夫がされております。

・セキシロ刃物店は震災で浸水し釜がダメになる等被害を受け、残念ながら、現在廃業状態となっています。。。震災以前に堰代氏の父親が健在のころ、白鵬に日本刀の太刀を献上したこともあるらしいと伺い、とてももったいないなと感じました。しかし街歩きメニューに組み入れて頂いたことで、お店の持つ華麗な歴史を知れたことは、地域の新しい魅力発掘につながるな~と思いました。

・SAKUSAKUでは、お店の方とイラストレーターのしおたまこ様がコラボこけしを制作しました。その名も「みやこけし」と「はまぎくさん」!!可愛らしくユニークな佇まいは、宮古のお土産品としても最適ですね♪

・グリーンハウスの入り口に、哲学的なコピーを発見!「生かされた命なら 残る人生歌と友にゆく」この看板の作成主は、どんな苦難を乗り越えてこの境地へ達したのでしょう。。聞いてみたいものです><

 

・ ビアツーリズムを通じた地域連携について [講師:キリン株式会社 CSV戦略部 絆づくり推進室 バリューチェーンチーム 主務 兼 BEER EXPERIENCE株式会社  取締役 副社長 浅井 隆平氏]

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・浅井氏からは、「ビアツーリズムを通じた地域連携について」と題しご講演頂きました。講師いわく、ホップはビールの「香り・泡・味」を決める重要なファクターで、キリン(株)としてもその栽培・品質向上について常に研究しており、ホップの育成で地域活性化を目指す遠野市とは《ホップ生産者と生産量の減少》といった共通の課題を持っているため、平成19年度より遠野×キリンプロジェクト(自治体×企業との連携)を立ち上げている、とのこと。

・現在同プロジェクトは12年目を迎え、持続性のある取り組みとなっているようです。それができている要因としては、①遠野市産業部の中にキリンと協働する担当者を1名専属で置いていること、②NextCommons(市のまちづくり会社)がホップ農家を行う人を育てるため、外からの移住定住者を増やす取組を実施していること、等が挙げられます。

・講師からは、今後はビアツーリズム事業にもっと注力したい。お客様がホップ畑の体験から収穫~一緒にビールを飲む、といった一連の流れに継続して参加出来るような取り組みを行っていくので、機会があれば三陸の観光事業者様も一緒に協働してもらえれば嬉しい、とのお話も頂きました。これは良い連携になりそうな予感しかないですね、乗っからない手はないのでは・・笑

・講演終了後の懇親会では、地元商店街からのケータリングでお寿司、タンドリーチキン、ナンサンド等の他、キリンとれたてホップのビール等が振る舞われました。

 

・重茂半島 わかめ作業体験、朝食体験

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・朝4:00にゲストハウス3710から、2台の車に分乗し重茂漁協小成氏のワカメ作業小屋に向かいました。漁協職員の佐々木氏にもサポート頂きました。

前々日にプランナー大関氏のゲストハウスに宿泊をしていたことがきっかけで、前日は宮古ゲストハウスに急きょ宿泊をすることになった旅行中の大学生K君も、めったにない機会だということで参加することとなりました。

・ワカメの作業は船に乗ることはなく、小成氏ご一家が収穫したワカメを、めかぶと茎に分ける作業とめかぶを茎から切り落とす作業を体験として行いました。

・作業後の朝食が何といっても楽しみですね!メニューは、獲りたてわかめたっぷりの味噌汁、自分でご飯に好みの具を載せられるのっけ丼(具:塩ウニ、いくら醤油漬け、切りたてめかぶ、マグロ、新巻鮭)、わかめの天ぷら、ナマコ酢、牡蠣の佃煮、わかめの茎炒め物、といったこれぞ漁師飯という内容の他、重茂漁協で企画開発し最近販売をスタートした「あわびのアヒージョ」の缶詰に、フランスパンバゲットといった洋風メニューも並べて頂き、大満足な内容でした。これはもう一回食べてみたい朝食メニューです!!

 

・黒崎神社参拝/見学

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・ワカメ作業小屋から徒歩10分程度の黒崎神社に、徒歩で向かいました。丁度わかめ作業中に外は雪が舞っており、うっすらと木々に雪が積もりつつ海が見える光景は、幻想的な雰囲気です。

・神社の大きな吹き抜け窓からは、太平洋の海を近くで見ることができ美しい光景が広がっていました。

・1989年にJTBが雑誌「旅」の創刊750号記念のシンポジウムにおいて選定された、日本の秘境100選の中に「重茂半島」が含まれていますが、なかなか個人では行きづらい場所です。現時点でこの神社は無人ですが、キッチンやトイレも整備されており、ちょっとしたコテージの雰囲気もあるので活用法は色々考えられそうです。現在は、重茂漁協の神輿の置場所、ちょっとしたイベントを開催する、といった活用がなされている様子で、ガイドさんにご案内頂けるのであれば、それだけで価値は上がる場所になりそうだと感じました。

 

・意見交換会

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・最後は全員にアンケートを記入頂き、意見交換会を実施しました。

・企画者の佐山氏からは、『自らがこれから旅行業をなりわいとしていく上で、実際にやってみたいと思いつつ手がけられていなかった企画を初めて実施できたことで、ようやっとゼロからイチへのスタートラインに立った思いだ。今後、今回のような体験アクティビティも仕事としてやっていく、との深い決意もできた。』とのコメントも頂きました。一歩踏み出せたという充実感からか、ご本人の目にはうっすらと熱いものがこみ上げてきたようでした。

・当職は本ツアーについて約2年くらいずっと運営側で参加しておりますが、改めて本ツアーを実施することは、プランナーの皆様にとって、今までやってなかったけどやってみたいと考える体験アクティビティをやってみるチャンスを与える場であり、それは観光業に対する自信と意欲をつけさせていくために必要なことであると実感しました。

2019年度は、2018年度に行ったトライアルツアーの販売・実践の機会を設けようと考えておりますが、引き続きトライアルの機会も作っていきたいと思っています。皆様、今後ともよろしくお願いします!

お問い合わせ

H30年度三陸観光プランナー養成塾第5回及びトライアルツアー(第10回)開催レポート★宮古市内

  • 公益財団法人さんりく基金三陸DMOセンター
  • 住所: 岩手県盛岡市内丸10-1 岩手県商工労働観光部 観光課内
  • 電話番号: 019-629-5572
  • Email: info@sanriku-travel.jp